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“兎の眼”を読み終わりました

夏休みの終わりに、“兎の眼”の読み聞かせ(読み語りという言い方が好きだけど。)が終わった。
330ページ、28話からなる物語を一話ずつ、毎回15分くらいかけて子どもたちに読んできた。
オカリナメールでも毎日報告していたので、サッコさんみたいに小学生の時読んだのを、もう一度読み返してみました、というお父さんやお母さんもいた。
Photoそして約束通り映画も見た。30年前に作られたものだ。
鉄三、みな子、小谷先生、足立先生、バクじいさん、ゴミ処理場の子どもたちに会えて、嬉しいようだった。
とてもよく見ていた。
想像していたイメージとは違っただろうけれど、本は難解な文章も多かったので、低学年などには映像を見てようやく分かることもあったんだと思う。

この頃を生きた大人たち、子どもたち。戦争の傷を残しながら次世代を育てる大人と、差別的な目を向けられても
卑屈にならずのびのびと、何よりも仲間を大事にしながら笑い合う子どもたち。人間の価値を確かめるようにして生きる姿の尊さが伝わってくる灰谷健次郎の作品だった。

分からない言葉が多くても、オカリナっ子たちは兎の眼の時間を楽しみにして、1年生でも次のお話を聞きたがっていた。足立先生が大好きで、みな子のことをかわいいと思っていた。

映画を見た日、子どもたちが帰った後で
(この難しい本を子どもたちに読み聞かせたのは)冒険だったね、と話したらぶちが、「実践でしょ。」と言った。
本当にそうだ。
灰谷さん、ありがとうございました。
(さぶ)

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Comments

「兎の眼」を読みました。学生の頃に読んだ記憶はなく灰谷作品もおそらく初めて・・・(^_^;)(井上ひさしと村上春樹はよく読んだんだけど)
通勤電車で読んでいたのですがついつい引き込まれあやうく乗り越しそうになりました。特にバクじいさんが親友の話をするところは胸がつまり、どきどきが止まりませんでした。
読み終えて早速オカリナでDVDを借りて見ました。小谷先生の初々しさや足立先生の妙に飄々とした感じは原作通りだな~と思ったり、子供たちの素直でいきいきとした様子におもわずほほえんでしまったり・・鉄三の澄んだ目は本当に可愛らしかったです。
子供に読み聞かせるには文章も難しく、背景を想像するのも今の子供たちにはなかなか難しかったのでないかなとは思いましたが、子供たちは自分なりに考え読み聞かせを楽しみにしていました。よい作品に出会う機会を与えていただきありがとうございました。

Posted by: たっち&翼の母 | August 29, 2010 19:29

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