« オカリナキャンプ2013 ⑦ | Main | おかえりっ! »

インディラ

P1100375 こんなところにいたのか・・・。

 国立科学博物館に遠足に行きました。ここに居るってずいぶん前から知ってたけど、ようやく会うことができました。戦後、象がみたいという日本の子ども達の思いを聞いたインドのネール首相が贈ってくれた象。移動動物園で全国を旅した象です。当時、ガンジーが暗殺され相当混乱していたはずのインドから日本は希望をもらったんです。ネールさんのメッセージを読んでみてください。(ぶち)

 皆さん。私は皆さんのお望みによって、インドの象を1頭皆さんにお送りすることを大変嬉しく思います。この象は見事な象で、大変にお行儀が良く、そして聞くところによりますと、体に縁起の良いしるしをすっかり備えているとの事です。皆さん、この象は私からのではなく、インドの子供たちから日本の子供たちへの贈り物であるとご承知ください。世界の子供たちは多くの点で似通っています。ところが大人になると変わりだして、そして不幸なことには時々喧嘩をしたりします。私たちはこのような大人たちの喧嘩をやめさせなければなりません。そして私の願いは、インドの子供たちや日本の子供たちが成長したときには、おのおの自分たちの立派な祖国の為ばかりではなく、アジアと世界全体の平和と協力の為にも尽くしてほしいということです。
 ですからこのインディラという名を持った象を、インドの子供たちからの愛情と好意の使者として考えてください。インディラは東京でたったひとりぼっちで、あるいは少し淋しがって遊び友達を欲しがるかもしれません。もし皆さんがお望みならば、インディラがこれから自分の住処としてゆく新しい国で幸福になるように、インディラの為にお友達の象を贈る事も出来ます。象というのは立派な動物で、インドでは大変可愛がられ、しかも賢くて辛抱強く、しかも優しいのです。私たちも皆象の持つこれらの良い性質を身につけるようにしてゆきたいものです。終わりに皆さんに私の愛情と好意を送ります。
 1949年9月1日 ニューデリー ジャワハルラル・ネール

|

« オカリナキャンプ2013 ⑦ | Main | おかえりっ! »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference インディラ:

« オカリナキャンプ2013 ⑦ | Main | おかえりっ! »