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第42回総会

第42回川崎市学童保育連絡協議会総会が6月22日に行われました。議案書冒頭の文を載せておこうと思います。(ぶち)

はじめに
(準備時間をめぐる・情勢報告)

 のどかな感じの昼下がり、指導員は子どもたちに思いを寄せ、保育の準備をすすめています。中野島学童ホールと学童ほいくオカリナは、午前中からの勤務を確立しているからこそ、打ち合わせやおやつの準備の時間を十分とは言えないまでも確保することができています。よく理解されないところであるのかもしれないが、準備時間のある無しは学童保育の質に直結することではないかと思います。
 学校や幼稚園はこれまで当たり前のように子どもがいない準備時間を確保(一応)してこられました。忙しすぎる教員の問題はともかく、学校では子どもが帰ってから、幼稚園は通常2時頃に終えて、概ね5時頃までの時間を翌日の準備時間や打ち合わせに使うことができていた。しかし、幼稚園は現在幼保一元化という波の中にあります。残念なことに、保育園は「ずれ勤」が当たり前で、準備時間や会議の時間なんて十分にとれていない現状があります。そのため、それでできたんだから、一元化の認定こども園でもそれで良いだろうと言う行政の考え方があるようです。

 今度の省令(後述)において、放課後児童支援員(指導員が国ではこういう言い方になってしまいました)は、「健全な心身を有し、豊かな人間性と倫理観を備え、児童福祉事業に熱意のある者であって、できる限り児童福祉事業の理論及び実際について訓練を受けた者でなければならない。」とされました。そして、事業の一般原則は、第5条として「放課後児童健全育成事業における支援は、小学校に就学している児童であって、その保護者が労働等により昼間家庭にいないものにつき、家庭、地域等との連携の下、発達段階に応じた主体的、社会性及び想像性の向上、基本的な生活習慣の確立等を図り、もって当該児童の健全な育成を図ることを目的として行われなければならない。」とされました。身が引き締まる思いです。と同時に、これは子どものいる時間=勤務時間というような仕事では到底なしえないと思いました。(もっと書いてしまうと、子どものいる時間=勤務時間のパートタイムジョブ、週に1度しかこないようなアルバイトさん、父母が代わってやるというようなことで完結する仕事じゃないと思います。明らかに専門性を持った専任の指導員の仕事です。)
 ここまで準備時間にこだわって少し書きました。これまでもそうだったのですが、条例化されたり、質の追求をすると言った議論にあたって、準備時間をめぐる攻防がありそうだからです。指導員としたら、子どものいない時間をどう使っているのか親に分かるようにしていくのも大切な仕事ではないかと思います。

 4月30日放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の省令が出されました。はっきり言って不十分な内容であります。「霞ヶ関的リアリティ」と表現した学者もいますが、要するに予算との兼ね合いでこれ以上高度なことを求める(最低基準を上げる)と、必要な予算措置をしないといけなくなるわけで、落としどころというようなことだというわけです。
 しかしながら、今までなかった最低基準なわけで、これを足がかりにするしかありません。「最低基準を超えて、常に、その設備及び運営を向上させなければならない。」、また、最低基準を理由として、優っているものを低下させてはならないということも書いてあります。今一度、指導員は仕事を見つめ直し、父母は運営や設備はどうなのか、自己点検をすることから始めましょう。そして、川崎市の条例化にあたって意見を反映できるようにしていくことが求められています。

 ここで二つ作文を紹介させてください。

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「オカリナでやったそつぎょうとしんきゅうをいわうかい」(1年)
 1年生のだしもののときいっぱいはくしゅがもらえてうれしかったです。6年生のコントもおもろかったです。おひるごはんのときは、ゆうきとともやとゆずきとしゃべりました。そのあとにおとなといっしょにきみとぼくのラララをうたいました。
 さいごにこんねんどさいごのオカリナのうたをうたいました。ぼくは、6年生のさく文をきいてぼくもあんなさく文をかいてみたいなとおもいました。ぼくが4年生になってあこがれているのは、はんちょうです。はんちょうになったらないている子はいないかとか、こまっているこがいないかとかをできるはんちょうになりたいです。


「これからのけつい」(4年)
 四年生のレインボースターズは、学年会議をするときも私が、「○○がいいんじゃない?」ときき、ゆうなが「決定!」とすぐに決まります。今回もハンドベルということですぐに卒進の出し物が決定しました。しかし、曲がなかなか決まらずに最初は、「この星に生まれて」の曲を練習していたけれど、さぶのアドバイスで曲を変えて+カリンバをすることになりました。最初カリンバになれることが出来ずに大変でした。でも、ゆうなと練習しているうちにカリンバの練習もハンドベルの練習もとても楽しかったです。
 本番のぶたいで三年生がげきをしている時、私はまあまあきんちょうしていました。でも、心の中で“がんばるぞ!!”って思った時に、きんちょうがふっととけました。六年生が作文を読んでいる時、私は今年度の六年生が卒業して、来年度に今の五年生が卒業したら私はもう六年生なんだ・・・。そんな考えが頭にうかびました。
 その時のオカリナはどうなっているんだろうと考えました。でも、六年生の作文を聞き、いろいろな人達の話を聞きました。そして、そのオカリナは、“自分”が作っていくものだと思いました。だから、高学年として、そして班長としてオカリナを引っぱっていけるようにしたいです。

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 二つともこの3月の「卒業と進級を祝う会」の次の日に、子どもが書いた作文です。卒業生(6年生)の作文をしっかり聞けて、見通しを持てる。まさに学童保育のもっている豊かなつながりや可能性を感じる作文だと思います。

学童保育って、いろいろな意味でまだまだ発展途上だなと思います。まさに、これから「自分」&「自分達」が作っていくものなんだろうと思うのです。

 今日の総会が、川崎の学童保育文化を創造していく一歩となることを期待しています。

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